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セーブル 希少 コーヒーカップ カラーブル(V) 十八世紀の彩色地花文様(3) 軟質磁器 Sevres

この作品は十八世紀の技法による軟質磁器PT(ソフトペースト)によって制作されています。
装飾:カップにはグリーン地に十八世紀の彩色地花文様をNatacha Pecheff(ナタシャ ペシェッフ)により丁寧に手描きで施されセーブル工房独自の技法プチ・フー(金や色彩を低温で焼き付ける)により仕上げられています。カップ、受け皿ともに轆轤成型によるもので、取っ手は型に流し込んで成型し、18世紀当時の技法による液状陶磁器で手作業で取り付けられています。まず1260度で白磁素焼き状態に焼きます。次に釉薬を吹き付ける技法でかけた後、二度目に1120度で焼き付けます。カップの図柄は、18世紀スタイルの額縁に囲まれた花の図が描かれ、受け皿と同様に金彩よる螺鈿模様(狼の歯)と呼ばれる縁飾りが手描きで描かれています。ほそい線模様と取っ手の金彩は24金によるものです。
※フランス国立セーブル陶磁器製作所工房は、フランス国立陶磁器美術館が所有している18世紀制作のオリジナル1点を、モデル(原型)として所有しています。

  • セーブル 希少 コーヒーカップ カラーブル(V) 十八世紀の彩色地花文様(3) 軟質磁器 Sevres

  • 型番・品番

    sevres-calabre-cc-18eme-f-vert3aa

  • 販売価格

    847,000円(税込)

  • 参考上代(定価)

    1,210,000円(税込)

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  • ★フランス国立セーブル陶磁器製作所工房作品詳細★
    ブランド(原産国) 【セーブル・Sevres】フランス
    作品名(パターン) Service Calabre(Vert Cartel de fleurs XVIIIeme)
    サービス カラーブル(グリーン・十八世紀の彩色地花文様)
    コーヒーカップ&ソーサー(140cc)
    成型年度 カップ:1996年,ソーサー:1995年
    装飾完成年度 2004年 Natacha Pecheff(ナタシャ ペシェッフ)
    作品サイズ カップ(140cc) (口径:6.5cm,高さ:6.7cm,持ち手を含む長さ:9cm)
    ソーサー(直径:12.5cm,高さ:2.3cm)
    特記事項 画像と実際の作品の色合い及び風合いは、微妙に異なります。
    ギフト包装 対応できません。
    参考上代(定価) 1,210,000円
     
    作品説明
    クリエーター:Natacha Pecheff(ナタシャ ペシェッフ)
    フランス国立セーブル陶磁器製作所工房で創作活動をする装飾作家(画家)、陶芸家。
    この作品のフォーム名は十八世紀中葉、ルイ15世の顧問参事官であり、助言者でもあった
    Pierre Calabre(ピエール カラーブル)の名に由来しています。
    彼は1745年から1759年にかけて運営されたヴァンセンヌ-セーブル陶磁器製作所に、
    1750年から1756年のあいだ正会員として勤めました。
    【素材:PT(ソフトペース)硬質磁器の製法を解明する以前セーブルの工房で開発された素材】
    作品にはセーブル工房のロゴと成型年度、装飾完成年度と作家のサインが記されています。
    セーブル工房作品はハンドメイドの為一点一点、装飾の細部など微妙に異なります。
    ☆Pate tendre(ou P.T)ソフトペースト(軟質磁器P.T)☆
    セラミック素材の呼称であり、
    半透明でカオリンの発見以前のヨーロッパで開発された硬質磁器のベースとなる素材。
    今日、PTは十八世紀の素材のバリエーションのひとつであり、
    1980年にセーブル工房で再開発され、1260℃で焼かれたものが作られました。
    「ソフトペースト(軟質磁器)のパテは20ほどの要素から構成されています。
    初めのものは鉱物(岩)の結晶、ガベルの塩、岩石の明礬、アリカントのソーダ、
    モンマルトルの採石場の高熱で焼かれた石膏、
    そしてフォンテーヌブローの砂で構成されている。全ての素材は焼いてから使用される」
    (セーブル陶磁器博物館におけるファルコネ展の図録より抜粋)
    ※複雑で高度な技術を要しコストのかかるこの製法は
    1804年に中止され近年まで生産が中断されていました。
    しかしジスカールデスタン大統領の時代、彼の命により再生産が開始されました。
     









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