★フランス国立セーブル陶磁器製作所工房作品詳細★ | |
ブランド(原産国) | 【セーブル・Sevres】フランス |
作品名(パターン) | L'Etude(勉学) |
原作制作年度 | 1776年 Louis-Simon Boizot(ルイ-シモン ポワゾ) |
復刻年度 | 2000年 Fhilippe Richard(フィリップ リチャード) |
作品サイズ | 高さ:19.5cm,幅:13.5cm,長さ:20cm |
特記事項 | 画像と実際の作品の色合い及び風合いは、微妙に異なります。 |
ギフト包装 | 無料で承ります |
参考上代(定価) | オープンプライス |
作品説明 | |
クリエーター:Fhilippe Richard(フィリップ リチャード) フランス国立セーブル陶磁器製作所工房で創作活動をするビスキュイ作家、陶芸家。 ビスケット・白磁人形 【素材:PN(ヌーベルペースト)1882~1884年にセーブル工房で改良認可された素材】 この素焼き白色磁器(ビスキュイまたはビスケット)は、 十八世紀から続く成型・修復作業アトリエで制作されました。 ここではセーブル陶磁器製作所工房独特の白色磁器や彫刻類(丸彫り、浅浮き彫り)、 「セーブルのビスケット」という名称の意図的に釉薬をかけない白色磁器の作品が 1751年から制作されています。 作品にはセーブル工房のロゴと制作年度が刻印され、作家のサインが彫り込まれています。 |
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リパセザールは、学業のテーマはたいてい座っている青年で表され、 青年の青白い顔は勉強のために夜遅くまで起きていることを示しており、質素な洋服を身に付け、 全ての文学者は控えめである事を愛する、と教えている。青年は、脇に鶏がいるのにも気付かず、 開いた本の上に置かれたランプの明かりでものを書いている。 彼の若さは学業の疲れにも耐えることのできる丈夫な若さを表している。 彼の座っている椅子は休息を表していると同時に、学業に必要な熱心さも表現している。 彼が開いた本に向けている注意は、学業は物事の理解への熱烈な専心であり、 知識を他人に伝える為には書かなければいけないということを明示している。 明かりのついたランプは、「ワインよりもランプのオイルをたくさん使う」という 勉強好きである事を証明する真実を暗にほのめかしている。 最後に、鶏は美術と科学の基礎知識を完璧に獲得する為に必要な警戒を象徴している。 18世紀南イタリアの発掘会社は、建築、芸術、装飾芸術の分野に触れながら、 ヨーロッパ全体の美的観念を徐々に変えていった。 このようにして、忘れられた装飾品や装飾様式の復興と同様に新しい形の出現が起こった。 しかしながら、最後のものの多くは本来の効用のほうへと向きを変え、 それらの装飾面が再び追及されることはなくなってしまった。 そんなわけで、《アンティークランプ》、時にこれは飾りを付けられていたり彩色がされていたり するが、この作品の 「学ぶ」(又は「読書」)同様に、この作品の対の作品となる「哲学者」の 勉強好きな青年を支える役をしばしば務めることができたのである。 これらの作品は多大な成功を収め、時には振子時計や他の装飾品の中に組み込まれた。 このビスキュイの何体はいくつかの美術館、とりわけサンクトペテルスブルグの エルミタージュ美術館、ヴェニスのケリーニスタンパリア財団に保存されている。 E.ダル・カルロによると、これら二体の作品はルイ16世治下のセーブル工房で制作された ブロンズ製作品の典型的なもので、1793年までに制作が終了されたので多大な成功を収めた。 トミールは振子時計や暖炉用装飾品を制作する為に、これらのブロンズ作品を使った。 セーブル工房の古文書に保存されている販売記録を見ると、 18世紀のいくつかの重要な売上が記されていることがわかる。 しかしながらこれらの記録の正確さに関しては慎重でいなければならない、 というのも作品タイトルは時々、セーブル工房で制作されたいくつかの作品に一致してはいるが どの注釈もどのモデルがどれを指しているのかはっきりと書かれていないからである。 特に、対になっている作品が、18世紀から19世紀初頭にかけての工房の売上記録簿の中で 必ずしもいつも区別されていないことであり、 まさによく《アンティークランプ二つ》とだけしか記されていないのである。 原典: 国立セーブル工房にて保管文書 |
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セーブル工房の「ビスケット」という呼び方は、 1751年以来の釉薬も彩色も無いセーブル工房の陶磁器彫刻のことを指す。 この呼び名は白い大理石の無垢な冷ややかさを喚起させると同時に、 マイセンの彩色された彫刻作品と区別する為に積極的に取り入れられました。 |
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☆Pate dure nouvelle(ou P.N):ヌーベルペースト(新硬質磁器 P.N)☆ 基本素材はカオリン、長石、水晶(これらの素材は1882~1884年にセーブル工房で開発された)で、 PNはこれらの素材を1280℃~1300℃で焼く。 |
★Louis-Simon Boizot(ルイ-シモン ポアゾ)★ | |
【国王直属彫刻家、兼セーブル王立工房彫刻部責任者】 Louis-Simon Boizot(1743年誕生、1809年没)は彫刻家として 異例のセーブル王立工房彫刻部(現フランス国立セーブル陶磁器製作所工房)の 責任者として30年間弱、その職を任された。 ゴブラン織物の布柄画家でもあったがアカデミックで古典的な手法の勉学のため ローマへ将来有望な芸術家を約束されたClodionやJean Antoine Houdonらと共に旅をした。 1778年王立アカデミー院より画家と彫刻家の認定を受けた。 旧体制の中での活動はこのようなものであった。 18世紀末の政治、芸術共に混沌とした時代の証人としてルイ十六世、 マリーアントワネット、ジョセフィーヌ等、王族の胸像の制作も行った。 又、共和主義者の Hoche将軍の墓の浮き彫り画も制作した。セーブル工房におけるこの様な 制作活動は当時の最高のブロンズ細工師達との共同制作を導き、素焼き磁器のVASE、置時計、 ブロンズ細工仕上げの家具など細密芸術への関心とその作成を可能にした。 ナポレオンの文芸支援政策により各種の制作活動の後援は幸いながら縮小とはならなかった。 その中で荘厳で重厚な構成によって制作された円柱は GRAND ARMEE VENDOME広場、 PALMIERの泉、CHATELET広場に設置された。 この作家の個人研究は偉大な生活芸術家で色々なものの表像化を精力的に制作していた その当時の代表的な肖像画家であったことも理解させてくれる。 |
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原作者Louis-Simon Boizot(ルイ・シモン ポワゾ)は ドゥバリー婦人とルイ十六世に召喚されファルコネが産み出した素焼きの伝統を再開しました。 自分の弟子達、ル・リッシュ、ドゥリューのような共同制作者を伴い セーブルが かつてその財を築いたモデルを復活させました。 それは、ニンフ、キューピッド、ヴィーナス、貴族の居間やサロン向けの上品な 彫刻、 芸術家の肖像画、劇のシーン、時代の風俗、美徳への回帰、 ルソーによって すすめられた素朴な生活、神話の寓意などです。 実際ファルコネがロシアに発ち、そしてパシュリエはよく知られた芸術家の 作品を出版しました。 その結果セーブルの製作所が美術館に変わってきました。 |
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